今年は東京タワーが完成50周年だという。
12月1日にタクシーに乗っていてダイヤモンド・イルミネーションを見て驚いた。その時は、東京タワーの50周年のことは知らなかった。実にきれいであった。写真を撮りたいと思っていたが、その翌日は、通常の冬バージョンであった。
東京タワーのホームページでイルミネーションのことを調べ、この写真が撮れた次第。
浜松町の世界貿易センタービルの40階展望台より撮影。15人くらいの人たちが、本格カメラを持参して撮影していた。
やはり、暗いなぁ~。
東京タワーの背景にある高層ビルが、かのⅠT総本山、六本木ヒルズである。夏頃には、もっと、ピッカピカの夜景だったように思うのですが。 景気を反映して残業者があきらかに少ないようだ。
下の写真4枚は、18日の19:50、20:03、20:10、20:15時点の写真である。
19:50 ランドマークライト
20:03 ダイヤモンドヴェール・スペシャルレインボーへの移行直後
20:10 ダイヤモンドヴェール・スペシャルレインボー
20:15 ダイヤモンドヴェール・ホワイトダイヤモンド
2008年12月18日木曜日
2008年12月16日火曜日
ブタはなぜ糖尿病にならないのか?
今年から例のメタボ健診があり、予想通り引っかかった。
診断結果は、恥ずかしながら帰って参りました「糖尿病予備軍」でした。
ナント言っても、metabo108ですから。
今回の健診の結果は、胴周りは100ちょうどデス。
この際、このブログをダイエット日記にでも変更してみようかとも、考えてみます。
いつだったか、「ブタはなぜ糖尿病にならないのか?」というような論文を読んだことがある。
診断結果をみて、あらためてこのタイトルにてインターネットを検索してみました。
「 ブタはなぜ糖尿病にならないのか?」、これではすでにヒットしません。
いろいろ検索すると、「Why don't pigs get diabetes?」の論文の要約がヒットします。
ところで、ブタと言えば、スペインのイベリコ豚が有名です。そう、ドングリを主食としているという例の高級生ハムのブタです。
このブタ、家畜のブタと一緒に飼育すると、メタボというか、糖尿病になるというのです。
つまり、イベリコ豚は野生のまま肥っても正常であるが、家畜と一緒にカロリーの高い飼料で育つと心筋梗塞を起こすというのです。
もうひとつ、ヨーロッパ人には糖尿病患者が少なく、日本人には多いようなのです。
ヨーロッパでは、現在のような高カロリーの食事を17世紀あたりから絶えず食した経緯があります。この400年の生命の営みを経て、人類の適用力としてヨーロッパ人はインスリンの分泌を活発にし、結果として糖尿病になりにくい体質を獲得したというわけです。一方の日本人の高カロリーな食事の歴史は、まだまだ戦後の話です。従って、日本人はインスリンを活発に分泌する適応力を獲得してないというわけです。
ヨーロッパ人がインスリンの活発化を図っていた際、日本人は、専らアドレナリンの分泌を優先させていたのかも知れません。
では、日本人は、後世の日本人のためにも糖尿病と戦いながら、旨いものを食べ続けるべきとか言うと、そうもできません。
今となっては、いつか見たネット情報を確認することはできませんが、いずれにしても人間の適応力と言うか、進化といかいうものはたいしたものだと思います。
そのうち、心筋梗塞などというものも適用できるようになるのかもしれません。
突然変異こそが、生き延びる種を決めるのだと思っていたのですが、静かな変異とも言うべき「適応力」なるもの、すごいものだと感心した次第。
となると、糖尿病患者ないしは予備軍は高カロリー食の現代食生活よりも、イベリコ豚のようにドングリ生活をモットーとすべきなのかもしれない。
診断結果は、恥ずかしながら帰って参りました「糖尿病予備軍」でした。
ナント言っても、metabo108ですから。
今回の健診の結果は、胴周りは100ちょうどデス。
この際、このブログをダイエット日記にでも変更してみようかとも、考えてみます。
いつだったか、「ブタはなぜ糖尿病にならないのか?」というような論文を読んだことがある。
診断結果をみて、あらためてこのタイトルにてインターネットを検索してみました。
「 ブタはなぜ糖尿病にならないのか?」、これではすでにヒットしません。
いろいろ検索すると、「Why don't pigs get diabetes?」の論文の要約がヒットします。
ところで、ブタと言えば、スペインのイベリコ豚が有名です。そう、ドングリを主食としているという例の高級生ハムのブタです。
このブタ、家畜のブタと一緒に飼育すると、メタボというか、糖尿病になるというのです。
つまり、イベリコ豚は野生のまま肥っても正常であるが、家畜と一緒にカロリーの高い飼料で育つと心筋梗塞を起こすというのです。
もうひとつ、ヨーロッパ人には糖尿病患者が少なく、日本人には多いようなのです。
ヨーロッパでは、現在のような高カロリーの食事を17世紀あたりから絶えず食した経緯があります。この400年の生命の営みを経て、人類の適用力としてヨーロッパ人はインスリンの分泌を活発にし、結果として糖尿病になりにくい体質を獲得したというわけです。一方の日本人の高カロリーな食事の歴史は、まだまだ戦後の話です。従って、日本人はインスリンを活発に分泌する適応力を獲得してないというわけです。
ヨーロッパ人がインスリンの活発化を図っていた際、日本人は、専らアドレナリンの分泌を優先させていたのかも知れません。
では、日本人は、後世の日本人のためにも糖尿病と戦いながら、旨いものを食べ続けるべきとか言うと、そうもできません。
今となっては、いつか見たネット情報を確認することはできませんが、いずれにしても人間の適応力と言うか、進化といかいうものはたいしたものだと思います。
そのうち、心筋梗塞などというものも適用できるようになるのかもしれません。
突然変異こそが、生き延びる種を決めるのだと思っていたのですが、静かな変異とも言うべき「適応力」なるもの、すごいものだと感心した次第。
となると、糖尿病患者ないしは予備軍は高カロリー食の現代食生活よりも、イベリコ豚のようにドングリ生活をモットーとすべきなのかもしれない。
ガンバレ、モード学園
2008年12月13日土曜日
黒木 亮 著「エネルギー」ほかを読んで
12月13日の日経新聞の朝刊に「サハリン2、通年で石油輸出 新積み出し基地が完成」という記事があった。
サハリン2の事業主体である「サハリンエナジー」が、サハリン南部のアニワ港で建設をしていた石油積み出し基地のことである。
この話は、今年の9月中旬頃に読んだ黒木 亮 著「エネルギー(上・下)」(日経BP社)の経済小説に実名にて描写されている。黒木 亮 氏は、三和銀行、三菱商事での勤務経験があり、国際協調融資、プロジェクトファイナンスの案件を手がけたことがあるようだ。従って、経験と取材に基づいたストーリー展開であるため、小説とはいえ実像に近いストーリーのように思われる。
この「エネルギー」のあと、「巨大投資銀行」、デビュー作である「トップ・レフト」の3作を読んだが、いずれも同様の読後感を持った。
国際金融の専門用語は、文中にも散りばめられているが、巻末にもまとめて解説が掲載されている。
しかしながら、世界を舞台にしたスケールの大きなストーリー展開ではあるが、何かモノ足りなさもある。
小説の原稿量は多いのだが、それでも何となくあらすじを読んでいるようなモノ足りなさである。
それは、これだけのストーリー展開であるにもかかわらず、これら小説にはロマンスの展開もなければ、人間臭い部分もさりげない。
サハリン2の事業主体である「サハリンエナジー」が、サハリン南部のアニワ港で建設をしていた石油積み出し基地のことである。
この話は、今年の9月中旬頃に読んだ黒木 亮 著「エネルギー(上・下)」(日経BP社)の経済小説に実名にて描写されている。黒木 亮 氏は、三和銀行、三菱商事での勤務経験があり、国際協調融資、プロジェクトファイナンスの案件を手がけたことがあるようだ。従って、経験と取材に基づいたストーリー展開であるため、小説とはいえ実像に近いストーリーのように思われる。
この小説のメインとなる時代背景は、1997年のアジア通貨危機の頃から2007年の米国のサブプライム問題が表面化するあたりまで。
この10年間のエネルギーを巡るいろいろなプロジェクトが描かれている。
プロジエクトとしては、イランおよびイラクの石油事業、サハリンⅡプロジェクト、エネルギーデリバティブである。
主な登場人物は、若手商社マン・金沢明彦、ベテラン商社マン・亀岡吾郎、官僚・十文字 一、 投資銀行から商社マンにヘッドハントされた秋山修二、中国航油CEOのチェン・ジウリンの5人である。
この5人が、第2次湾岸戦争、アジア通貨危機、ロシア資源ナショナリズムを時代背景として、それぞれのプロジクトを推進したり、断念したりといったストーリー展開である。
この5人が、第2次湾岸戦争、アジア通貨危機、ロシア資源ナショナリズムを時代背景として、それぞれのプロジクトを推進したり、断念したりといったストーリー展開である。
小説とはいえ、登場人物もプロジクトもモデルがあり、 チェン・ジウリンに至っては実名である。
国際的なビックプロジクトの実像の一面を知るという意味では、興味深いが、われわれ一般人には隔世の感がある。
国際的なビックプロジクトの実像の一面を知るという意味では、興味深いが、われわれ一般人には隔世の感がある。
この「エネルギー」のあと、「巨大投資銀行」、デビュー作である「トップ・レフト」の3作を読んだが、いずれも同様の読後感を持った。
国際金融の専門用語は、文中にも散りばめられているが、巻末にもまとめて解説が掲載されている。
しかしながら、世界を舞台にしたスケールの大きなストーリー展開ではあるが、何かモノ足りなさもある。
小説の原稿量は多いのだが、それでも何となくあらすじを読んでいるようなモノ足りなさである。
それは、これだけのストーリー展開であるにもかかわらず、これら小説にはロマンスの展開もなければ、人間臭い部分もさりげない。
書き急いでいる感じが否めない。
「エネルギー」は、日経BPのホームページでの連載小説であったようなので、そのあたりは仕方がないのかもしれない。
いずれにしても、面白い本。
これら3冊の中では、「トップ・レフト」がお勧め。なれど、ちょっと、苦言というか、以下、失敗談を紹介したい。
これは、本を購入した後にわかったことであるが、「トップ・レフト」の文庫版は、角川文庫と祥伝社の2社が出版している。前者のタイトルは「トップ・レフト - ウォール街の鷲を撃て」、後者のそれは「トップ・レフト - 都銀vs।米国投資銀行」とあり、サブタイトルが異なっている。私は、通販のアマゾンで本を購入することが多い。この本を購入した人はこんな本もあわせて購入しているとネットで紹介されている。疑うことなく、これらは連作モノとして思って2冊を購入。「ウォール街の鷲を撃て」を読了後、「都銀vs米国投資銀行」を読み始め、アレッ!?
中身がまったく同じであることに気づいた。
まさに、ディールで大損をしたような気分。
購入されるみなさんも、ご用心、御用心!
2008年12月11日木曜日
なんだか暗い東京の夜景
郷里の友人が出張にて上京。1時間ほど都内浜松町の世界貿易センタービル39階のバーで一杯。下の写真は21:00頃。なんだか暗い。従来は、もっと明るい。本来の明かりに勢いがないというか、キラキラ感がない。残業者も少ないのだろう。
一転してという表現があるが、リーマンブラザーズが転機であった。
米国のサブプライム問題は、昨年から指摘されていた問題である。この9月15日のリーマンブラザーズの破綻、9月末のアイルランドの銀行預金保護が、新型インフルエンザでいえば「フェーズ4」への移行の瞬間だったという感じだ。
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