2019年7月25日木曜日

20190725 長良川・大和地区への釣行


 11:00、郡上漁協組合管理内の長良川・杉ケ瀬ヤナの上流に到着。途中、昼食のため30分の休憩を取り、15:00までの3時間半。釣果は、残念ながら、3尾。
 


 入川した場所は、シニア用の釣り場。川に入らなくで、川岸の通路から竿が出せる。
シニアは、何より無理をしないことと決めています。






 このあたりは、変化がありませんが、大きな岩盤が沈んでいます。囮鮎を岩盤めがけて送り込んであげるとすぐに野鮎がかかってきました。
 岩盤ということもあり、用意していた例の「尻尾あり」の4本錨を囮鮎につけました。
 予想通り、岩盤周りや岩盤の中央の凹み部分あたりを探ると、掛かってきましす。ハリは、「一角」の6.5号と7.0号の尻尾ありの段バリです。3連チャンです。
 ここまではよかったのですが、本来、ヒゲは根掛かり防止用のはずなのですが、岩盤では効果が今ひとつです。問題のひとつには、流れがゆるいこともあり、どうも囮鮎が弱ってくると、錨バリが底についてしまうようです。岩盤であるため、ハリが岩に引掛かってしまうようなのです。石は表面がツルツルしていることもあり、岩よりは問題がないように思われます。ハリを軽くするためには、3本錨の尻尾ありにすべきであったと、後悔します。しかし、3本錨の尻尾ありは作ってきていませんでした。残念! 



 尻尾ありの錨バリであっても敵わないのが、石や岩の間に挟まった枝などの障害物です。今日は、枝に目印から下の仕掛けを2セット持って行かれました。

























 本日は、3連チャンもしながら、岩盤根掛かり、枝掛かりと故障続きの日でした。



 帰宅後、養殖の囮鮎2尾、天然鮎3尾は、保存処理をして真空パックにて冷凍保存しました。
 このところ、やや体重が増えました。
 この暑さ、十分な水分補給に加え、一日の歩数は3000歩前後。
「この暑さ 体重計に 息を止め」


20190724 板取川上流の名所と伝説 

 本日、ギンギラギンの晴れ。猛暑です。これで梅雨明けかと思いきや、台風が発生したというので、梅雨明け宣言はお預けの様子。
 台風が来る前に釣果をと思い、勇んで板取川上流に出かけるも、増水中です。水は綺麗なのですが、残念。
 折角なので、この辺りの名所を訪れることに。





 まずは、「モネの池」。
 ここは、いつも釣りをする高賀橋の上流、3キロほどの所にあります。夏休みということもあり、家族で見学している人が多いようです。



 モネの池は、根道(ねみち)神社にある名もなき池なのですが、観光バスがやってくるほどの名所となっています。人気になったのは、最近のことです。何でもSNSで人気になったとのこと。入場料等はありません。


そんなに大きな池ではありませんが、みなさん、感嘆の声をあげながら写真を撮っています。写真の奥に見えるちょっとした橋が、モネの睡蓮の池のアーチ状の橋に見立てているのでしょうか。





 以前、この辺りは板取村と称していました。スイス村を目指していたのですが、いまは「関市」に併合されています。平成の大合併の時です。いまの関市は、鳥が羽ばたいているような形になっており、自治をする上では非効率な形状です。
 話がそれましたが、下の写真はいつもの「高賀橋」からの眺めです。平水に比べて増水の様子がわかります。流石に釣り人はいません。BBQの準備をしている仲間が1組。
(平水時の「高賀橋」の上流側)


(平水時の「高賀橋」下流側)


 いつも汲ませていただく高賀の神水の神社です。
高賀橋をわたり高賀川に沿って上流に向かうこと4キロほど?
大きな鳥居が見えてきます。






 この神社には円空記念館があります。入館料250円ですが、お願いすれば館員の方が説明をしてくれます。円空の思い人と言われる女性をモデルにしているのではないかという円空仏の話もあり、興味深い話が聞けます。円空仏は、素朴で荒々しいイメージがありますが、その仏の顔は、繊細に彫られていますから、そもあり何という気がします。円空は狛犬も彫っています。何でも、神仏習合の時代背景があるとの説明でした。記念館には、円空の和歌も展示されています。自己採点した記録もあり、興味深いところです。
 円空は、徳川家光時代の僧であり、出生は美野国、現在の東海道新幹線の岐阜羽島駅からほど近い「竹鼻」(たけはな)のようです。63歳で自分の寺である弥勒寺で没しています。この間、円空は全国各地を巡り12万体の円空仏を彫ったといいます。この記念館には、円空が最後に彫ったという一握りほどの大きさの仏像?があります。それは、大小の像が抱き合って立っている像です。
 伝説は、奈良時代の猿虎蛇(さるとらへび)という妖魔退治の話です。猿虎蛇は、頭が猿、胴が虎、尻尾が蛇という妖怪なのですが、もっと大きな妖怪を想像していました。ギリシャ神話に出てくるような迫力ある邪悪なイメージです。名前も、猿虎蛇とは、単純なのも意外。
 伝わるうちに話が大きくなって然るべき伝説が、現実的な大きさと単純な名前というのが、逆に興味深いところ。





 例によって、高賀神水庵にてお水をいただいて帰路に着きました。

2019年7月23日火曜日

2019年7月21日日曜日

20190720 鮎釣りの仕掛けつくり(ハナカン周り)

 なかなか鮎釣りに出かけることができません。
 雨が降るか、曇り空かといった毎日。カラリと晴れ渡る日がありません。
 きょうは、鼻カン周りの仕掛けをつくりました。
 この鼻カン周りの仕掛けは、それぞれの人が色々な工夫を凝らしています。
  
                                   「Honda釣り倶楽部」のHP画像を転用

(2019年の自己流鮎釣り仕掛け)

 自分の鼻カン周りの仕掛けは、上の図の通りですが、実際の仕掛けは、下の写真になります。
 中ハリスの全体の長さは、20センチほどですが、特徴が2つあります。
 一つは、オレンジ色の枠の部分の鼻菅部分です。中ハリスに鼻菅が電車のつり輪のようにぶら下がっています。中ハリスの接点は、ビーズです。遊動式になっています。2つ目は、赤枠の背バリもスライドするように中ハリスに編みつけをしています。囮鮎の大きさにより、背バリの編みつけをスライドさせて調整できるようにしています。鼻菅のビーズは、完全に遊動式になっていますので、この部分は調整の必要がありません。野鮎が掛かった際には、仕掛けが後方に強く引っ張られますます。当然、ビーズは写真の左方向に勢いよく遊動します。このビーズを制御するために中ハリスに8の字結びのコブを作ってあります。このコブでビーズが止まるようにしています。
 当方は、セッカチな性格です。釣れない際、囮鮎にアクションさせるために引っ張ってしまったりします。ベーシックな仕掛けであれば、水中糸を引っ張ってしまうと囮鮎は、鼻菅で強引に引っ張られてしまい、弱ってしまいます。そこで、この仕掛けであれば、背バリを引くことになるので、囮鮎への負担が少ないのではないかと考えています。
 しかしながら、残念なことに釣果は一向に上がりません。





 背バリの種類により、編みつけの糸の色を変えています。






 従来のスタイルの仕掛けもつくりましたが、同好会の秘伝の仕掛けもつくることにしました。鮎釣りを教わった頃に師匠から秘伝の仕掛けを貰い、見本として保管してあったものを取り出して仕掛けの用品や長さなどをチェックしてみました。
 ナルホド、なるほど。
 やはり原点に戻るべきと、同好会オリジナルの仕掛けもつくってみました。
 オリジナルの仕掛けは、了解を得ていないため、ここではアップすることは控えますが、よく考えられている仕掛けです。
 下の写真のフラットタイプの仕掛け巻きは、つけ糸とハナカン周りの仕掛けをセットしています。緑色が同好会オリジナル仕掛け、他が自分オリジナル仕掛けです。
 スプールタイプの仕掛け巻きは、天井糸からハナカン周り仕掛けまでの一気通貫のセットを収納しています。



 何だかんだか、気分は『TUBU』。
 あー夏休み
  チョイト 終わらないで もっとまだまだbaby ♪
 これからが夏本番にもかかわらず、仕掛けづくりで釣果への妄想がいよいよ昂ぶり、気分はすっかり空回り。

2019年7月19日金曜日

20190719 夏野菜の状態

 このところ世間では、北海道を除いて日照不足による野菜の価格高騰のニュースが流れています。
 わが家も同様ですが、今年は、ピーマンが特にイマイチです。





 トマトにヒビ割れが生じたものが出ました。トマトにはビニール屋根を施してあるのですが、このところの横殴りの雨が影響したのでしょう、枯れきった土に思わぬ雨が降り注ぎ、トマトがここぞとばかりに思い行きり水分を吸い込んで割れてしまったようです。



 もう一つのトマトは、お尻の部分が黒く陥没しています。調べてみると、カルシウム不足のようです。カルシウム入りの肥料を追肥してやる必要があるようです。なんでも、苦土石灰でも大丈夫とのこと。

2019年7月14日日曜日

20190714 夏草や俄か百姓が手抜き跡

 3週間近く畑の草取りをしなかったところ、梅雨の雨に育った畑のくさ、クサ 、草。
 とりあえずは、電気草刈機で草を刈ります。
 キュウリは、ドンドン成長し、根元あたりの風通りが悪くなっています。
 袴のネットを外し、葉を間引いてやります。
 



















 ちょこちょこと収穫はしていたつもりですが、キュウリは葉に隠れていたものが大きく育ち、とても人にあげられるようなものではありません。そのままにして置くわけにもいかず、とにかく収穫します。ケースが一杯になるほどの収穫でした。
 また、草刈りの際には、カボチャをバッサリ。収穫するにはまだ早いのですが、やむなく持ち帰ります。
  あぁ、「夏草や俄か百姓が手抜き跡」って、ところでしょうか。お恥ずかしい、



 今のキュウリは、そろそろ終わます。わが家にとって、夏にはキュウリ、なす、トマトが必須。従って、そろそろキュウリの苗を植えようと思っています。ホームセンターは、7月末には夏野菜の苗の販売が終了するようです。
 この草を何とかして、場所を確保しなければなりません。

2019年7月13日土曜日

20190713 鮎釣り・仕掛けづくり(錨バリ#2)

夕刻から、しっかりとした雨が降り始め、鮎の仕掛けづくりを再開。
本日の「段バリ」は、手元のハリの在庫をみて形状が大きく異なるモノを組み合わせることにしました。予定では、「一角」と何かの組み合わせを予定していたのですが、在庫のハリと一角を比較してみたところ、どれも大きな形状の差がないのです。いずれのハリも、一角と同様に工夫を凝らしてあり、それ自体がそれなりに段バリをなしています。
 手元のハリで形状が異なるハリは、OWNER[黒攻め」とダイワ「F-1」でした。



「黒攻め」は針先の角度が小さく早掛けタイプのようで、「F-1」は針先角度が前者よりも大きくキープタイプのように見受けられました。F-1と言うからには、早掛けかた思っていましたが、2つのハリを合わせて針先角度を比較し、この組み合わせで段バリをつくることにしました。



 次回の釣行に携行するハリの種類は、次の6種類。
 もともとあったアコーダ6.5号・3本錨と4本錨、キツネ7号・4本錨の3種類に加えて、一角の6.5号と7.0号の段バリ(尻尾あり・なし)、黒攻め6.75号とF16.75号の段バリ(尻尾なし)の3種類を加えて計6種類。
 それぞれ針巻き糸の色を変えたものの、現場では不安であるため、上蓋にメモ書きを記した。
 それぞれを試すといっても、実績からして比較などできるはずがありません。
 どのタイプでたまたま釣果があったか、自分の勝負バリと信じ込めそうなタイプが決められれば、結局はそれで大成功に違いない。

2019年7月12日金曜日

20190711 鮎釣り・仕掛けづくり(錨バリ)

 本日、朝から梅雨らしい雨、「鮎釣りの仕掛けつくり」を開始。 
 まず第1弾は、「錨バリ」(下の仕掛け図の矢印部分の仕掛け)。通常の3本錨、4本錨ではなく、今回は「段バリ」なるものに挑戦してみようかと。
 段バリは、長良川をホームグランドとする島 啓悟というプロが編み出した仕掛けバリ。何でも、通常、同じハリを3本錨、4本錨にするところを異形のハリを組み合わせるものらしい。ハリには、鮎への刺さりは早いが掛かった鮎が外れてしまうのも早い形状のものと、刺さりにくさはあるが刺さった後の鮎の保持に優れた形状のものなど、いろいろなタイプがあります。異形のハリを組み合わせることにより、それぞれのデメリットを補い、釣果をあげようというのが、段バリの発想となっているらしい。島氏は、実際に実績をあげ、鮎釣りのトーナメントでも段バリを利用して優勝しているとのことです。
 異形のハリの組み合わせには、①同じタイプの大きさの違う組み合わせと、②刺さりの深いストレートタイプのハリと掛かった鮎をキープするのに優れたシワリタイプとの組み合わせなどがあるようです。

「Honda釣り倶楽部」のHP画像を転用

 本日、つくる段バリは、同じタイプの大きさの異なるものです。
 OWNERの「一角」の6.5号と7.0号の組み合わせをつくることにします。
 もともと一角は、それ自体が段バリを目指したようなところがあります。ハリ全体はシワリタイプな感じなのですが、先端部分は野鮎に刺さりやすいストレートタイプになっています。であれば、あとはハリの大きさを変えて組み合わせれば良いのではというのが、今シーズンで試してみたいところ。


錨バリ巻器のヘッド部分(ハリ受け台)に「一角」の6.5号と7.0号のハリを対角にセットします。

ヘッド部分にセットした4本錨を本体にセットし直し、本体の胴体部分の穴からハリスを通し、4本錨の軸の中心を通します。





4本錨の軸の部分を糸で結束します。




 糸で4本錨を結束したあと、ハリスの両端をライターで燃やして先端に線香花火の先端のような玉を作ります。野鮎が掛かった際の衝撃でハリスが4本錨からスッポ抜けないようにするためです。最後に、瞬間接着剤で仕掛けを固定します。
 本当に鮎釣りの仕掛けは繊細です。未だにスマートに仕上がりません。



 今回は、「一角」の大きさの異なる段バリですが、2種類つくることにしました。下の写真のように錨の先に尻尾を「つけるもの」と「つけない」タイプの2種類です。島氏の段バリは尻尾なしのようですが、長い尻尾ありも試してみたいと思っています。長い尻尾ありのものは、根掛かり防止になるのではないかと、その効用が期待されています。一方で、ちょうど凧の足ように錨バリに尻尾が付いていれば、錨バリも水中の流れの中で安定するようではないかと思います。それを試してみたいと思っています。



 試す、試すとはいうものの、コンスタントに釣果をあげていなければ比較テストになりません。
 難題は、「ソコ!」なのです。
 それでも、次回は、「タイプの異なる4本錨」と「タイプも大きさの異なる4本錨」の2種類の段バリにそれぞれ尻尾のある・なしタイプ、計4種類をつくってみようと思います。
 さらに、第2弾は、鼻かん周りの仕掛けです。