2021年3月31日水曜日

20210331 カボチャの育苗

 昨年の暮れに採取した飛騨カボチャのタネ
 まだちょっと早いかもしれないのですが、このタネの発芽を試してみようかと、保管しておいた冷蔵庫から取り出しました。
 ポットで育苗するのが順当なやり方なのでしょうが、プレートで室内での発芽を試みようと思います。カボチャのタネは、硬くて、なかなか発芽しないとのことです。そこで、タネの肩の部分にハサミや爪切りで切れ目を入れて、水が入りやすいようにしてやるといいとのことです。


 早速に爪切りで切れ目を入れようとしてタネを眺めてみると、小さな穴が2つあります。水を吸い込みやすいようになっています。初めて知りました。賢いカボチャです。
 そこで、タネに切れ目を入れるモノとそのままのモノの、2種類を育苗してみることにしました。





 午後、カボチャを定植する畝を準備しました。昨年、カボチャを定植した休耕田です。畝の位置を変えています。耕運した後、30センチほど溝を掘り、そこに枯れ草、発酵鶏糞、ボカシ肥料を入れ、埋め戻して畝をつくり、マルチシートを張りました。カボチャの苗の定植は、5月に入ってからですが、その間にうまい具合に有機肥料としてさらに発酵してくれることを期待。

 畝は、2本つくりました。写真の奥の畝にカボチャ。ツルは、手前に延ばします。手前の畝には、コウセキという黄色いマクワウリを定植するつもりです。マクワウリは、香りと食感が、いかにも「夏っー」という感じで、子供の頃が懐かしくなります。

2021年3月30日火曜日

20210330 これはニンジンの発芽?

 10日程度で発芽するようなので、不織布を外してみました。発芽はしているようなのですが、これがニンジンなのかがよくわかりません。
 どうも見ても、雑草のように思われます。
 ニンジンの育成の8割は、発芽の成否にあると言われているようですが、確かに難しい感じです。
 調べてみると、不織布を外すのは、発芽して5センチほどに伸びた後のようです。
 折角、不織布を外したこともあり、雨が降るのを待って、再び不織布を掛けようかと思っています。 




 

2021年3月29日月曜日

20210329 花見の時期

  名古屋松坂屋美術館で催されている「蜷川実花展〜虚構と現実の間に〜」を家族のお供で鑑賞。全体的にカラフルな色調の作品の中にモノクロ写真もあって見応えもありました。

 とはいうものの、当方のお目当ては、松坂屋百貨店に入っている「あつた蓬莱軒」、美味しゅうございました。


 名古屋まで車で出かけたので、帰路、ちょっと遠回りして各務原市の新境川の桜堤を通りました。こちらの花見、蜷川実花氏の作品と異なり、雪景色にようなモノトーンの美しい世界でした。
 
 虚構と現実の間ってこと?







2021年3月20日土曜日

20210320 ガガーリン、「地球は青かった」から60年

 岐阜県各務原市(かかみがはらし)には、航空宇宙博物館があります。通称、「空宙博(そらはく)」というそうです。
 年間パスポートを発行してもらっているのですが、60歳以上のシニアは1300円と格安です。
 この3月からは、「ユーリ・ガガーリン物語」のイベントが催されています。
  空宙博イベント:http://www.sorahaku.net/event/1001473.html 
 ガガーリンと言えば、「地球は青かった」です。一方、アメリカのアポロ計画で月面に降り立ったアームストロング船長が、放った言葉が「これは一人の人間としては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な一歩である。」です。この時のことは、テレビで同時通訳の人が伝えている記憶が明確にあります。その時、「なぁ〜んだ、あらかじめ準備していた言葉か、」と思ったもので、何だか物足りなさを感じました。
 やはり、「地球は青かった」は、感動が直に伝わってくるように思われます。
 パネル展示などをみると、ガガーリンが乗ったスプートニク1号は地表から最も近い地点で200kmちょっとで、しかも固定された姿勢で地球を覗いた窓もかなり小さかったようです。
 地表100kmが、大気圏と宇宙空間の境だそうですから、東京駅から三島駅あたりで宇宙に飛び出ることになりますが、たかだか100km、それでも100kmの壁があるようです。







2021年3月19日金曜日

250210319 もったいない、不精の結末

  不精をして苗を間引きをしないまま放置していた結果、カブとダイコンが菜の花状態になってしまいました。

 もったいないことをしましたが、5月にナスの苗を定植する予定ですので、引き抜いて処分し、耕運することにしました。耕運の後、ナスですので溝を掘って待ち肥(まちごえ)をするつもりです。




ポルトガルケールは、旺盛です。

2021年3月18日木曜日

20210318 名古屋市・徳川美術館「尾張徳川家の雛まつり」

  初めて徳川美術館を訪ねました。開催中の「尾張徳川家の雛まつり」を見たいという女性陣のお供です。

 街並みにはコブシが咲き、園内の桜は開花し、暖かな日和です。

 ここは尾張徳川2代藩主・徳川光友( みつとも)の隠居屋敷跡とのことですが、名古屋城から東に3キロほどに位置します。

 入館にさきだち、徳川園に入園しましたが、庭園も含めて2時間半ほど鑑賞しました。じっくり鑑賞したというわけではありませんが、そのくらい懐の深い美術館であったように思います。



































 上の雛飾りは、入館すぐのホールに飾られている現代のものですですが、徳川家のゆかりの雛壇は撮影ができなかったのですが、繊細かつ大きく豪華な雛壇は見応えがありました。

 なかでも、感動したのが、原在明筆の「石清水八幡臨時祭礼図巻」(いわしみずはちまんりんじさいれいずかん)です。上下二巻が展示されていました。この図巻は、江戸時代後期の尾張徳川第11代藩主・斉温(なりはる)に嫁いだ福君(さちぎみ)の婚礼調度品の一つだったとのこと。
 調べてみると、福君は、鷹司政煕(たかつかさまさひろ)の実子であり、近衛基前(このえもとさき)の養女となって斉温に嫁いだようです。近衛家も鷹司家も五摂家の一つですが、福君が近衛家の養女となったのは、元々、鷹司家は近衛家から独立していることが関係しているのでしょか。そのあたりのことは不明ですが、いずれにしても格式高い公卿の姫君の調度品ということもあって、実に雅な絵巻でした。
 単眼鏡を持参していましたので、この絵巻はじっくり鑑賞しました。色が鮮やかなことはもちろんのこと、行列の一人ひとりの表情も豊かで衣装も細やかに描かれています。特に感動したのは、リンクした画像では、見分けることができませんが、先頭の馬に乗った人の黒の装束に細かな模様が施してありました。しかも黒字に黒の絹輝りしたような紋様になっています。これには驚きました。顕微鏡で描いたのかというほどです。技量はもちろんのこと、筆もすごいものに違いないと感激しきり。
 ミュージアムショップでこの絵巻の絵葉書や解説書などを探してみましたが、残念ながらありませんでした。
 
 昼食を園内の「宝善亭」でとり、帰路、近くにある京菓子の「芳光」に立ち寄って「わらび餅」を買い求めました。

2021年3月15日月曜日

20210315 またしても入魂ならず(気良川への釣行)

 9:30 に気良川(けらがわ)に到着。気良川は、長良川の最も大きな支流である吉田川(よしだがわ)にその上流部で注ぎ込む支流の一つです。位置的には、岐阜県の中心点あたりになり、美濃地方と飛騨地方の境辺りでもあります。

 下の写真のうっすらと残雪がある山が「烏帽子岳(えぼしだけ)」です。この烏帽子岳の向こう側が飛騨地方になります。この地区は、県内では有名な明宝ハムの本社工場があり、さらに気良川沿いに少しばかり上流に行くと、名馬「磨墨(すりすみ)」 の誕生の地があります。鎌倉幕府が開かれるちょっと前の話なのですが、この名馬、源頼朝が所有していた名馬2頭のうちの1頭であり、後に梶原源太景季(かげすえ)に与えられました。梶原は、宇治川の合戦でこの名馬に乗り、もう一頭の名馬を貰い受けた味方の武将と先陣争いをしたという話があります。先陣争いは、相手の卑怯な嘘により梶原が負けてしまいます。

 結果として負けてしまったとは言え、確かに、いかにも名馬が生まれそうな風景です。

(20210315  気良川から烏帽子岳を臨む)


(20210315  気良川・特定漁場の上流域)
(20210315  気良川・特定漁場の下流域)
 ここは、特定漁場になっており、3日前の土曜日に成魚放流があった場所です。釣り人が次々と入れ替わるのですが、常時、5・6人の釣り人が竿を出している状態でした。地元の人の話では、ヒトが入れ替わるのは、風が強く、釣果も渋いため、今朝から場所を変える人が多かったようです。
 午前中は、とてもテンカラ竿を振れるような状況ではなく、昨日、ゲットしたわが畑のミミズを使ってエサ釣りをしました。2度、掛けましたが、掛かり悪く、いずれも水面でバラしてしまいました。
 昼近くになって、テンカラ竿を振っている人が、やってきました。レベルラインを使ってのテンカラなのですが、風があるなか、ヒョイヒョイと竿を振って、おまけに竿を微妙に揺らして誘いをかけるほどの余裕。
 昼食のために車に戻った際に、地元の人と先ほどのテンカラ釣りの人と話す機会がありました。地元の人はエサ釣り、テンカラ釣りの人はフライフィッシングからテンカラに転向したとのこと。テンカラのレベルラインは、海釣りのライン4を使っているとのことで、擦れた場合には頻繁にラインを交換しているとのこと。手製毛バリも見せてもらいましたが、フライをしていた人らしく、市販のようにきれいに巻かれていました。
 当方は、昨年来、テンカラの釣果は1尾と話すと、「大したモン、そんなものだよ。ただ、釣れるタイミングがくれば、エサよりも釣れるよ。」と、褒められたのか、慰められたのか。いずれにしても、これくらいの風であれば、テンカラも大丈夫とのことでしたので、午後からはテンカラに変更。
 テーパーラインを水に濡らし、竿を振ってみると、確かに風は思ったほど支障がありません。丹念にポイントに毛針を振り込んで行くのですが、まったく気配がありません。
 15:00に納竿。
 さきほどのテンカラ釣りの人から、「見てたけど、うまく振り込めてたヨ。」と、これまた、褒められたような、慰められたような。
 当方にそう声をかけた後、地元の人とテンカラ釣りのおふたりは、これからが攻め時とばかりに川を見やっていました。 
 きょうも、新調したテンカラ竿に入魂できず。残念!
(20210315 この日の毛バリ1)
(20210315 この日の毛バリ2)

2021年3月14日日曜日

20210314 草むしり

 日に日に暖かくなり、2月中旬に記載 した畑の草、ホトケノザ、オオイヌノフグリ、ナズナがひと月でこんなに大きくなってしまいました。耕運機でバリかくにしても、耕運機の車軸に草が絡まってどうにもなりません。これでは、まずは手作業で草引きをし、そのあと耕運機を掛けるしかありません。耕運機の後は、できれば除草シートを貼ってみようかと思います。

 昨日の雨で草引き作業も行いやすくなっています。

 風が強くなってきたこともあり、きょうの作業は草引きまでとし、耕運機は次回に回します。

 なお、草むしりの際、ミミズをゲット。明日の釣行で、テンカラ釣りで釣果が得られなければ、エサ釣りで使用するつもりです。

(20210314  草引き前1)

(20210314  草引き前2)
(20210314  草引き後1)
(20210314  草引き後2)

(20210314 ミミズをゲット)







2021年3月13日土曜日

20210313 ニンジンを播種して雨が降る

  昨日の午後から降り続いた雨は、播種したニンジンの畝に充分に染み渡ったはずです。また、ミカンの木のお礼肥もしっかり土に染み入ったに違いないほどの雨の量でした。

 きょうの昼過ぎには雨が上がり、早速、不織布のベタ掛けを施しました。このあと、1週間ほどは最高気温が17・8度で推移するようです。順調にいけば、おそらく10日後あたりに発芽してくれるのではないかと期待しています。

 雨が降って、明日は草取り日和になりそうです。となると、テンカラ釣りは、15日(月)ということになりそうです。その頃には、増水した川も平水近くまで戻っているに違いありません。



2021年3月12日金曜日

20210312 午後からの雨に先がけて

 わが家の畑には、みかんの木が1本と夏ミカンの木が3本あります。
 みかんは、昨年12月に収穫したのですが、夏ミカンは木の剪定方々、2月27日に収穫しました。10ケースほど収穫できました。今年は、甘みが出ているように思います。昨年、寒肥を施したこともよかったのかもしれません。

(20210227 夏ミカンの収穫1)

(20210227 夏ミカンの収穫2)

 収穫した夏ミカンは、これまでに大方、配り終わりましたが、菜種油粕を購入したままでお礼肥を施すタイミングを逸していました。
 今日、明日(3月12・13日)と、まとまった雨が降るとの予報にて、きょうの午前中にお礼肥を施しました。 



 肥料は、普通化学肥料「8・8・8」と菜種油粕です。溝を掘って、肥料を入れ埋め戻したのですが、夕刻あたりからしっかりとした雨が降りはじめましたのでうまく染み込んでくれると思います。
 ミカンの木には、表の年、裏の年があるようですが、5月にはバレンシアの香りだだよう白い花をいっぱい咲かせてくれることをたのしみにしたいと思います。

2021年3月11日木曜日

20210311 ジャガイモの定植とニンジンの播種

  ジャガイモは、厄介です。連作はできないし、ジャガイモの収穫後に作る野菜の相性も難しいようです。ジャガイモは、ネギとのリレー栽培が適しているようです。本場の北海道では、連作障害は起こらない工夫をどうしているのでしょうか。

 ことしのジャガイモは、籾殻の薫炭作りに失敗したあの休耕田に定植することにしました。男爵25個、キタアカリ25個をマルチを張った畝に定植しました。畝は昨年末に作ったものですが、やはりマルチを張っておいたこともあり、土は保温されていました。

 深さ5センチに種芋を入れ、埋め戻すのですが、表面には籾殻薫炭を一掴み被せました。籾殻薫炭は、保温と殺菌作用があるとかで発芽を促すにはいいようです。「ひろちゃん農園」という76歳のおばあさん?、とにかく元気なおばさんのYouTube動画で紹介されていました。このおばさん、ユンボも運転したして、実に達者な人なのです。

 あと、まとまった雨が降るようなので、畝に不織布を被せて地温が下がらないようにしました。これも、おばちゃんの知恵を拝借しました。 




 次に、ニンジンのタネを播きました。ニンジンのタネは、筋まきが多いようなのですが、雑草の処理が大変なので、マルチを使って点播きを試みました。
 ニンジンは、発芽が勝負どころのようで、ニンジン栽培の8割はこの発芽が成功するかどうかにかかっているようです。玉ねぎ用の穴あきマルチの1穴に3粒ほど入れ、ほんの少し土を覆って、しっかりと鎮圧するのですが、3粒を取り分けることがなかなかうまくできません。とにかく、ニンジンのタネが細かいのです。これを250穴。
 袋状の細いロープにニンジンのタネを入れたモノが販売されているようですが、これを利用するのであれば、そもそも育てるよりも、八百屋さんでニンジンを購入した方が安いように思います。加えて、間引きという作業が、何故に必要なのか、いまだに理解できていないのが、厄介です。
 いずれにしても、雨が降ったあと、このニンジンの畝にも不織布をベタ掛けし、肝心の発芽を待ちます。




 ブロッコリーが大きくなっていましたので、収穫して帰りました。このブロッコリー、免疫力向上に効果があるとかで、このところ、毎日、食卓に上がっています。