6:45、自宅を出発。素晴らしい、まさに行楽日和です。
信州にドライブに行くことは、すでに決まっていたことのようで、4人で出発。川も渇水で釣りはできそうにないので、気持ちよく車1台でスタート。
女性3人に男性は自分ひとりです。素晴らしいとお思いかも知れませんが、車中の年齢トータルは、254歳です。
東小牧から中央自動車道に乗り、まず目指すは諏訪大社。例によって、高速道路料金は1000円です。民主党政権で無料になるというけど、気軽にドライブがたのしめるというのは、なんだかリッチな気分です。高速道路の無料化により、渋滞、CO2の問題が指摘されていますが、戦後みんなが一生懸命に働いて立派な国になったのですから、道路料金を気にせず、ちょっと遠出をして本場の信州そばを食べに行こうというゆとりがあってもいいようにも思ったりもするのですが。地方の高速道路沿いに企業や研究所を誘致したり、そうした企業や研究所がCO2問題を解決する技術を開発したり、ってな具合には、なかなか行かないかもしれませんけれども、高速道路の無料化というのは何だか、近くに大きな本屋さんが開店したような、そんなリッチさがあるように思うのです。
諏訪までは、案外と近く、9:45に到着。自宅からちょうど3時間です。
諏訪大社に参拝し、あとはビーナスラインに入っていきます。ちょうど昼時に混んでいる蕎麦屋さんがあったので入ることにしました。十割蕎麦ののぼりがあり、店名は「長寿更科」(茅野市米沢)です。入って知ったのですが有名な店だそうで、確かに腰のある美味しいお蕎麦でした。敬老の日を控え、いいお店に入ることができました。でも、ここの駐車場ででかい看板の鉄柱に車の後ろをぶつけてしまい、ガックリです。
このあと、ちょっと、ビーナスラインを外れ、奥蓼科に立ち寄り、再びビーナスラインに戻り、蓼科温泉、白樺湖、車山高原、霧が峰、美ヶ原と回り、帰路は松本経由にて長野道、中央道、名神高速道路、東海北陸道と入って21:30に帰宅。やはり、途中、35キロの渋滞にはまってしまいました。上の写真は、車山高原を背に白樺湖を望む景色は雄大でした。
下の写真は美ヶ原で撮った「マツムシソウ」、さらにその下が「ハクサンフウロ」である。
それぞれの花は、もうシーズンが終わっていたものの、紫、ピンクの色は、実際の花は写真より鮮やかでした。杖が頼りのお年寄りが、車で2000メートルの高山までドライブできるのです。
「美しい国日本」と言ったのは、安倍さんです。さらに遡って、川端康成はノーベル文学賞の受賞式で「美しい日本の私」と題してスピーチしました。このスピーチ、試験問題によく出題されてましたっけ。
そんな美しい日本を無料高速道路でたのしむ。難しい問題が山積でしょうが、思い立って気軽に本場をたのしむことができるゆとり。毎日が無料となれば、いずれ渋滞も分散、解消していきますよ。