神崎川(かんざきがわ)は、釣りをはじめた頃に釣り同好会の人達に連れてきてもらったことのある川です。13年ほど前のことになります。
神崎川は、岐阜市の北部に位置する山県市(やまがたし)内を流れ、下流域は武儀川となり、まもなく長良川本流に合流します。
とにかく透明な川として有名です。
今年は、この神崎川でも渓流釣りと鮎釣りをしてみようかと、下見を兼ねてドライブしてみました。
武芸川から神崎川に入って間もなく、大きな観音様が見えてきます。立ち寄ってみました。「美山平和観音」とあり、1991年(平成3年)に地元の篤志家の方が建立されたようです。由来を記した石碑がありますが、墨が消えてしまっていて、世見辛くなっています。何でも、韓国で掘られたもののようです。
観音様そのものの高さは8メートル、全体の高さは17メートルのようです。
ご本体を掘り出す前に製作されたものなのでしょか、ミニチュア版も鎮座されています。
神崎川を遡っていきます。車はすれ違うことができない道幅ですが、所々にスレ違いのために道幅を広げてあります。しかしながら、雪道では、要注意です。というのは、ガードレールない道が結構あります。
神崎川を上流へと進んでいくと、支流の円原川(えんばらがわ)があります。細い道を川に沿って進んでいくと、下の写真のような伏流水の看板が現れます。
原風景に似つかわしくない看板ですが、誰ともすれ違わない状況下、なぜか安心感を与えます。
この看板を過ぎて橋が出てきますが、その橋を渡ったところにちょっとした集落がある様子でした。
さらに進むと、同じような看板が再び現れ、次のような看板も立っています。
川の土手から流れているのが、伏流水です。場所によっては、吹き出しているような状況です。
この伏流水を20リットルタンクで汲んできました。
円原川の水質について、山形市役所に確認したところ、丁寧に教えていただけました。自然の条件等により異なると思いますが、現時点(2020年1月)での状況は、概要、以下のような回答でしたので、ご参考までに情報の共有に供します。
① 円原川は山県市美山地域上水道として利用されており、円原地内の水道関係施設において浄水され、住民の飲料水となっていること。
② 水道水として滅菌される前の「原水」は、水道施設付近で水質試験が実施されており、各項目において、水道水と同じ水質検査項目の基準をクリアしていること。
③ ミネラルウォーターの原水として利用される際の基準項目までは、確認していないこと。あくまでも水道水と同じ項目を確認できている状況であること。
④ 硬度については、一般的においしい水はカルシウム・マグネシウム等、10~100㎎/Lとされているようであるが、円原川は120㎎/Lであること。
⑤ 円原川の伏流水のポイントは、水道施設より約1キロ北上した位置であるが、こちら付近での検査を実施したものはないものの、おそらくさほど変わりはないと思料されること。
⑥ ただし、水道水のように滅菌されていない生水は、やはりそのまま口にするのは控え、一度、煮沸して利用した方が良いこと。
なお、伏流水は石灰岩質の岩場から湧き出る水として透明度が高く、美しい水であるため、そのまま飲まれる方がいますが、たまにがぶがぶと飲まれてお腹を下す方もあるとのことにて、あくまでも自己責任で対応願い、ご注意願いたいとのことでした。
市役所の方には、種々ご教示いただき、ありがとうございました。
この円原側は、伏流水とともに「光芒(こうぼう)」の写真スポットとしても有名なようです。光芒は、後光のような木漏れ日といえばいいのでしょうか。
光芒については、Yutoさんという方のブログをご参照ください。
見事です。
サイト名:Nippon Photo Net
URL:https://nipponphoto.net/
ページ:岐阜の円原川で新緑と光芒を撮ってきた
さて、神崎川・円原川を見て周り、帰路、明智光秀公のお墓があるというので、立ち寄ってみることにしました。
まもなく、NHK大河ドラマ「麒麟がくる」が始まります。
明智光秀については、よくわかっていない部分が多いようです。この光秀公のお墓の由来は、山崎の合戦のあと竹槍で殺された光秀は影武者(荒木山城守行信)であり、本人は関ヶ原の合戦まで生き延びており、その本人のお墓だということであります。ただし、生き延びた光秀は、家康軍に加担すべく関ヶ原に向かったものの、途中、増水した川で溺れて死んだとされています。
竹槍で刺されたにしても、溺死したにしても、光秀の最後は悲しいものとなっていますが、従来の光秀像とは異なる視点で描かれようとしている大河ドラマに期待したいものです。