1年ぶりに車で秋田を訪問。東海北陸道→北陸自動車道→日本海東北自動車道を利用して750キロ。
武漢コロナウィルスへの警戒は、自分の生活圏(岐阜、愛知両県)に比べて一段と厳しい緊張感が漂っており、戸惑いながらもGoToトラベル事業を展開しているといった印象です。
岐阜県の稲はようやく黄色がかり始めたところですが、秋田県では早くも収穫が始まっていました。どこか懐かしい風景が広がっています。このあたりは、男鹿和雄氏の出身地です。同氏は、「トトロ」の背景画などを担当していますので、そんな懐かしさもあるのかもしれません。
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(角館の東、芸術村の周辺) |
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(角館の東、玉川の抱返り渓谷の入り口1)
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角館の武家屋敷中心から北側に平福記念美術館があり、「山田美知男展ー縷縷」が開かれているということで訪問しました。無料です。そのうえ、写真OKでした。
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(平福記念美術館の庭) |
山田氏は、角館生まれ(1978年)で地元に題材を求めた作品が多いとのことです。今回の展示作品の人物画は、家族のようです。
吹雪の寒さと包み込むような家族の息遣いの温かみが、伝わってきます。
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(「前へ」)
吹雪のなか電車を待っているのでしょうか。手袋を外さなければスマホが操作できない、指先まで悴んだ寒さのなか、母親が編んでくれたのでしょうか、マフラーの暖かさがいかにも伝わってきます。
| (「待つ」) |
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次の「雪路」と題する絵も、緻密に描かれています。吹雪、風の様子、凍てつくような顔、髪・・・。
(「雪路」、赤枠はブログ投稿者による。赤枠の拡大が次の写真)
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(「雪路」の一部拡大)
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牛の毛並み、牛舎の板の模様、温かみが伝わる緻密さ。 |
(左「見守る」、右「親子」/赤枠はブログ投稿者による。赤枠の拡大が次の写真)
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(「親子」の一部拡大) |
美術館を出て南に下っていくと、武家屋敷が続きます。武家屋敷は、石黒家とそのお隣の青柳家の2軒を見学しました。
次の写真は、石黒家の塀から乗り出していた傘に赤い実をぶら下げたような庭木がありました。スマホアプリ「Green Snap」で調べてみたところ、「ツリバナ」とのことでした。
青柳家の庭では、赤い実がなっていました。アケビのような形ですが、何でしょう。これもスマホアプリで調べてみました。こちらは、「ヤマシャクヤク」ではないかとのことでした。回答をくださった方々に感謝です。
樺細工の長い靴べらを買おうか迷った挙句に、携帯用のモノを買い求めました。
次回、長い靴べらを買い求めることをたのしみとしたい。