2022年2月25日金曜日

20220225 育苗の状況

  昨日(2月24日)、ロシアがウクライナを攻撃。クリミアを占拠した2014年も同じ日だったらしい。クリミアを強引にロシアに併合して6年、なんだか悪寒が走ります。

 さて、ここ2・3日は、最高気温は10°を越えないものの快晴が続いています。

 育苗中のキャベツ、ブロッコリー、長ネギは、環境の変化に耐えられるように外に出しています。キャベツ、ブロッコリーは、そろそろ間引きをするタイミングになってきたようです。 

 一方の長ネギは、発芽が不揃いであり、ひ弱な状況です。なんだか、自分の頭皮を見ているようで、悲しくなります。





2022年2月23日水曜日

2022年2月21日月曜日

タネの好・嫌光性区分

 このところ、ブロッコリー、キャベツ、長ネギの育苗に苦労しています。

 そこで、タネを蒔く際に知っておくべきタネの好光性、嫌光性の区分を整理してみました。


   野菜栽培手順  


2022年2月18日金曜日

3月にタネ蒔きをする野菜(トマト)

  きのう降った雪は、あらかた溶けてしまい、日陰に名残りを留めている程度になりました。

 きのうの朝7時頃、小学生が雪のなかを集団登校していましたが、交通安全係の親御さんも大変です。交通安全係を7年も続けているボランティアの人もいます。ただただ、頭が下がる思いです。

  野菜栽培手順  



2022年2月17日木曜日

3月にタネ蒔きをする野菜(ニンジン)

 きょうは、大雪になるとの天気予報でしたが、朝から降り始め雪が昼近くには15センチほど積もってきました。わずかな時間でこれほどの積雪になるというのは、この地方では、珍しいことです。

 近頃、野菜の栽培手順を一覧表にしているのですが、タネの商品・解説書により、播種の時期が大きく異なったりしているのが気になります。

 一覧表にまとめるには、やはり、対象としている商品名を定めて整理していく必要がありそうです。例えば、ニンジンの栽培。ニンジンの栽培の成否の80%は、発芽にあるようですが、播種した後の覆土の鎮圧についてはいろいろな解説があります。

 手でしっかり鎮圧すべきとする解説もあれば、軽く鎮圧と記すものもあります。なかには、足で踏み鎮圧すると紹介例もあります。

 圧着は、保水のためのようなので、軽く鎮圧する場合には播種・水やりの後、不織布をベタ掛けし、保湿する必要があるようです。

 いずれにしても、基本をきちんと把握して、自分なりに応用していくことが肝要なようで、それが野菜づくりの面白さなのかもしれません。

  野菜栽培手順  



2022年2月15日火曜日

2月タネ蒔き野菜の年間管理表

 2月タネ蒔き野菜の年間管理部分を寄せ集めて、一覧表にしてみました。 

  野菜栽培手順  


20220215 ニンニク、タマネギの追肥

 午前中は、風もなく、気温も昼頃には10°前後の日和でした。

 一昨日、タマネギの追肥を少しばかりしたのですが、きょうはニンニク、ラッキョウと残りのタマネギに追肥を行いました。

 作業中、このところ、The Brothers Fourのアルバムを聴いています。時々、通行中の人から声をかけられるのですが、聞こえないまま作業してしまっていることがあるようです。声をかけたのだけれど一生懸命やっていたねぇなどと、言われることがあります。

 さて、ニンニクは、昨年9月中旬に200個、植え、11月中旬に1回目の追肥を行っています。現在、ニンニクは、古い葉は枯れていますが、中央部分からは新しい芽が出始めています。枯れた葉の扱いについては、特に何もしなくて放置したままでよいようです。

 雑草を取り除いた後、籾殻薫炭ボカシ肥をひとつまみ、追肥しました。 

 また、ニンニク の畝には、ラッキョウもつくっており、ラッキョウにも追肥しました。



(20220215   ニンニク の畝にラッキョウも栽培中)
 一方、残りのタマネギも、ニンニクと同様に除草と追肥を行いました。
 ニンニク、ラッキョウ、タマネギへの追肥は、今回が最後となります。



 なお、ダイコンとサツマイモを栽培していた畝には、ジャガイモとブロッコリーを栽培する予定です。ジャガイモは、休耕田でも栽培を予定していますが、この畑地でもつくってみようと思っています。ブロッコリーは、現在、育苗中のものを定植する予定です。

2022年2月14日月曜日

20220214 徒長してしまったキャベツの発芽

 昨日は、小雨も降ったこともあり、肌寒かったのですが、きょうは晴天とはいかないものの穏やかな日でした。

 朝、2日前に発芽したキャベツとブロッコリーを観ると、何と、驚いたことにヒョロヒョロともやしのように成長しています。これぞ、「徒長」の見本といった状況です。

 発芽を確認した2日前に保温マットを外すべきでした。屋内から外に出し、日光に当てることにしました。

 徒長について調べてみました。徒長の原因として、2つ、思い当たりました。

 第1に、ポットに多くのタネを蒔いてしまったこと。有効期限が4年も過ぎているタネであることから、発芽率が悪いだろうとのことから、本来、ポットに3粒のところを7・8粒のタネを蒔きました。多くのタネを蒔くと、お互いが競い合って徒長してしまうというのです。そんなものかと、中途半端な符の落ち方。

 第2は、保温箱を暗くしていたこと。これは、納得がいきます。




 一方の長ネギの様子は、一向に発芽の気配はありません。
 長ネギについても調べてみたのですが、ある本には、発芽力が弱いので一晩、水に浸しておき、播種後は新聞紙を被せて置くとありました。長ネギは、1センチの深さの溝に播種すると解説されていますが、これは嫌光性であるためのようです。
 なお、新聞紙は湿らせたものの方がよいのかもしれませんが、とりあえず、光を遮るということで。
 
 暗くしてはダメなもの、暗くすべきもの、なかなか大変です。



  野菜栽培手順  

2022年2月12日土曜日

20220212 タマネギの草取りと追肥 

  保温マットで発芽を試みたキャベツとブロッコリーが芽を出したところで、タマネギの草むしり。

 明日は雨が降る予報なので、草取りをして追肥をすることにしました。

 生えている草は、ホトケノザです。この草は、畑の草としては悪い部類ではないようなのですが、追肥の邪魔になるので取り除くことにしました。雨の前に追肥をすれば、雨で追肥も定着するのではないかと思います。

 追肥は、例によって、籾殻薫炭ボカシ肥料です。1株に2つまみほど施してみました。





 別の畑に300本のタマネギを育てていますので、そちらの草取りと追肥も必要です。あわせて、ニンニク、ラッキョウも追肥する必要がありますが、それは次の雨の日の前日にしようと思います。

20220212 発芽したキャベツとブロッコリー

 きょうも、昨日に続いての晴天です。

 2月9日にタネを蒔いたキャベツとブロッコリーが芽を出しました。発芽しないだろうと思っていた有効期限が4年も経過したキャベツも芽を出しました。大したもんです。

 長ネギは、まったく変化なしです。 





 

2022年2月11日金曜日

20220211 野菜の残渣の処理

 きょうの午前中は、風もなく穏やか日でした。午後からは、少しばかり風が吹きましたが、畑仕事には何の支障もありません。

 きょうは、郡上漁協管内の渓流釣りの解禁日です。三連休の初日でもあり、現地はかなり賑わっているに違いありません。当方は、3月中旬以降の暖かくなった頃から渓流釣りをたのしみたいと思っています。ちなみに、昨年は2月下旬にテンカラ釣りに出かけたのですが、坊主でした。 

 きょうは、春に備えるべく、野菜の残渣処理のため畑仕事に出かけました。

 苦労をして溝を掘り、残渣を入れ、米糠と籾殻薫炭ボカシ肥料を撒いたのですが、うっかりしていました。溝を掘った場所は、キュウリをつくる予定の場所です。キュウリの根は、横に張る性質のようであり、溝を掘って残渣を堆肥にする必要はなさそうでした。この場所をトマトの畝に変更すすのも一案ではあるのですが、残念ながら、連作障害の恐れがあります。2020年にトマトをつくった畝であり、3・4年間は連作障害が出てしまいそうです。

 パズルのように編成した栽培プランです。軌道修正は、なかなか難しいところがあります。





 プランを作る際に、ことしは、2つの方針を決めました。第1は、化学肥料や動物性有機肥料の使用を避け、植物性有機肥料しか使わないとしたことでした。第2は、タネから野菜を育てることでした。

 第1の方針は、脆くも軌道修正が必要なようです。

 野菜づくりは、土づくりからと言われますが、やはり土力をあげるには肥料分に加えて豊富な微生物の働きが必要であり、そのためには植物性のみならず動物性など、いろんな種類の堆肥を施して豊な土づくりをしていかなければならないようなのです。どんな餌で育った動物の肥料かというより、動物性堆肥に繁殖する微生物も欠かせないということのようです。でなければ、耐病性のある野菜が育たない、結局、薬品に頼るといったことになってしまうらしいのです。

 何はともあれ、安心安全な野菜をつくっていくたいものです。 

2022年2月9日水曜日

20220209 ブロッコリー、キャベツ、長ネギのタネ植え

  朝、もちろん、歯磨きをし、顔を洗います。武漢コロナウィルスが流行り、マスクが日常生活になってくると、毎日の髭剃りが1日置きになり、2日置きとなり、いまや3日置きになっています。年金生活者の特権になったかのようです。

 きょうは、風もなく庭での作業も可能な日和でしたので、ブロッコリー、キャベツ、長ネギのタネを蒔きました。蒔いたタネは、育苗ヒーターマットを利用して発芽させます。 

 タネ蒔き用の培養土を用意します。培養土は、やはりタネ会社のモノが優れているとの比較結果を雑誌で読んだことがあります。

 ブロッコリーは、土壌を入れたポットにタネを3粒ずつ浅く条植えし、鎮圧します。


 次に、キャベツです。キャベツのタネは、有効期限が4年も過ぎ、そのうえ夏蒔き用の「彩音(あやね)」です。発芽はかなり厳しいと思われますが、このキャベツは、わが家ではこれまで成績がよく、美味しさも好評なのです。無理を承知でやってみることにします。

 キャベツもポット(緑色)」に播種したのですが、古いタネにつき発芽率は悪いでしょうから、1ポットあたりに7・8粒と多めに播種し、しっかり鎮圧しました。

(20220209   ブロッコリー、キャベツのポットには、タップリの水を)
 さらに、長ネギのタネ蒔きです。長ネギは、露地に条蒔きが一般的ですが、200穴セルトレイで育苗することにしました。
 200穴には、それぞれに2粒のタネを入れます。覆土は、鎮圧はせず、水やりも優しく行います。
(20220209  200穴セルトレイにしっかり培養土を詰めます)
(20220209   タネ蒔き用の1センチの溝を作るため別セルトレイを押しつけます 1)
(20220209   タネ蒔き用の1センチの溝を作るため別セルトレイを押しつけます 2)
(20220209   200穴のそれぞれに2粒のタネを入れていきます)
(20220209 覆土は、鎮圧はせず、水やりも優しく)
(20220209   ブロッコリー、キャベツのポットをヒーターマットに並べます)
(20220209    長ネギのセルトレイの下にもヒーターマットを用意します)
 播種したポットとセルトレイを育苗ヒーターマットに載せ、サーモスタットに接続し、温度管理をします。いずれも発芽の適温が20°前後ですので、サーモスタットは、19°でヒーターマットのスイッチは入り、21.5°でスイッチが切れるようにセットします。


 育苗ボックスは、不織布でカバーをします。

 なお、ヒーターマットの温度管理とは別に、ボックス内の温度管理をするために温湿計をボックス内にセットします。この温室計は、温湿の推移を時間、日、週、月別に記録してくれ、しかもスマホでリアルタイムで把握することができる優れものです。しかも、2000円ほどで安価です。
 4日ほどで発芽すると思われますが、たのしみです。

20220208 ジャガイモの植付け準備

 4日前の2月4日、ジャガイモを植え付けるためにアラブ芋を収穫した畝を耕しました。その際、土壌がpH6.8と高めでしたので、10㎡あたりにピートモス50ℓ(約20kg)をスキ込みました。この程度のピートモスのスキ込みでは、pHの改善は期待でそうにありません。

 そこで、再度、野菜関係の雑誌を確認したところ、大変な間違いに気付きました。ジャガイモの好適土壌は、pH5.5〜6.0の弱酸性土壌でした。pH5.0〜5.5の酸性土壌と思っていましたが、間違っていました。

 2月5・6日に雪が降りましたので、土壌が充分に水分を含んだところでpHを再度、測定したところ、6.4でした。50ℓ/10㎡で0.4ポイント改善しましたので、さらにピートモスを50ℓ分、スキ込み、pH6.0を目指すことにしました。間違いに気が付かなければ、150リットルのモスピートを追加するところでした。

 なお、モスピートを追加する際に、あわせて籾殻薫炭ボカシ肥を少々、撒くことにしました。
(20220208   ピートモス50ℓ/10㎡で0.4ポイント改善)
(20200208   ピートモス50ℓ/10㎡と籾殻薫炭ボカシ肥を追加) 



(20220208  ジャガイモ植付け用畝完成)
 あとは、わが家の梅が咲くのを待って、植付けをする運びです。種芋(キタアカリ)は、目下、光浴催芽中です。




2022年2月6日日曜日

20220206 キャベツの栽培指南表

  きょうも、10センチほどの雪が積もりました。昨日の雪は、その日のうちにほとんど解けてしまいましたので、積雪は積み重なっているわけではありませんが、畑の保温トンネルは、雪の重みで一部壊れてしまいました。

 きょうも、外での作業はできないため、野菜づくりの手引きをまとめてみました。品種により、栽培時期がズレたりしますので、なかなか一律にまとめというのは難しいものがありますが、簡潔第一にまとめてみました。