今シーズンも、厳しいテンカラ釣り。
郡上漁協管内の長良川の鮎釣りが、6月4日に解禁日を迎えます。その前にテンカラ釣りを堪能したいと、かねてより長良川上流の高鷲地区での2泊3日の自主合宿を予定。このところ晴天が続き、河川は渇水状態なのですが、予定通り釣行。今年もダメだった。
まず、初日の25日、最近、YouTubeで観た「テンカラ名人に学ぶ マムシ毛バリ 平田久信」に誘われるように越佐(こっさ)堰堤の下流に入りました。9時30分頃です。釣り人なし。
川の様子は、ひとい渇水状態であり、石には水膨れのような藻が広がっていて、歩くのが一段と一苦労です。藻を踏んだ感触が気持ち悪く、病人のような川の状態です。
それでも、テンカラを振ります。竿は、シマノ の渓流テンカラ34-38ZL」。レベルライン3号の仕掛けを振るのですが、川下からの風に負けてしまいます。早速に、テーパーラインの仕掛けに交換します。やはり、テーパーラインは安定して飛ばせます。
最初に、ちょっとした魚信があり期待はしたのですが、ここに長く止まる結果を招きます。昼までこのあたりを下っていきました。
途中、はっきりとした魚信を感じ引き寄せたところが、大きめのウグイです。まぁ、釣れないよりはいいかぁといった感じます。同級生からもらった渓流ダモ、初めてのキャッチが大きめのウグイというのは、ちょっと申し訳なさを感じます。
|
(20220525 長良川・越佐堰堤の下 1) |
|
(20220525 長良川・越佐堰堤の下 2) |
|
(20220525 長良川・越佐堰堤の下での釣果、大きめのウグイ) |
|
(20220525 長良川・越佐堰堤の下 、ウグイが飛びついた毛バリ) |
その後、「清流長良川あゆパーク」の裏の様子を確認し、支流の切立川(きったちがわ)、鷲見川(わしみがわ)を観て回りました。渇水である上に、田植えシーズンということもあり駐車スペースに悩みます。
結局、「湯の平温泉」に立ち寄り、温泉に浸かり、早々に宿にチェックイン。
|
(20220525 「清流長良川あゆパーク」の裏 1) |
|
(20220525 「清流長良川あゆパーク」の裏 2) |
宿は、高鷲地区の民宿、2泊。料理が良かった。
|
(20220525 高鷲地区の民宿の夕食) |
|
(20220525 高鷲地区の民宿の朝食) |
翌26日は、午後から雨が降る予報であったため、石徹白川(いとしろがわ)に行くことにしました。峠川は、キャッチ・アンド・リリースにしてされているため、いくら渇水とはいえ、魚はいるのだから坊主ということはなかろうと確信していました。
まず、石徹白川漁協で日釣り券を購入しようとしたのですが、これが、漁協の場所が分からないのです。HPもあるのですが、肝心の住所に番地がないのです。GoogleMapにも出てきません。釣り券の取扱所を2軒回り、ようやくゲット。
入川時間は、9時30分。アマゴの養殖場あたりに駐車し、峠川を釣り上がっていくのですが、渓相はいいのですが、魚信がありません。
くもいきが怪しくなってきたところで、急いで、場所変え。下流に向かいます。石徹白川と峠川の分岐点あたりまで下り、峠川のちょっと上流、左岸に駐車スペースを見つけて入川します。
ちょっと小さめのヤマメが、ホバリングでもしているかのように静止しながらこちらを見ています。確実にこちらに気付いているはずなのですが、動きません。気位の高いヤマメです。3・4度、いやそれ以上に上流から毛バリを流してやります。コントロールがまずいせいもあって、なかなかその気位の高いヤマメの目の前の筋を流れてくれません。そのうち、ゆっくりとどこかにいなくなり、こちらは仕方なく、上流を目指します。とにかく、藻が酷く、この川も病んでいるようです。雨が降って、この藻を洗い流さレルのを待つしかないようです。
途中、1回のみ、魚信がありました。それは、狙ってのことではなく、その時、自分は支障となりそうな前方の枝を見遣っていました。
やがて、小雨が降り始め、納竿とします。とうとう、せっかく作った
あの魚のスケールケースも出番はありませんでした。
峠を越える頃は、本降りでしたが、白鳥町側に戻ると雨はまだ降っていないようでした。
2日目は、鷲見川沿いのふたこえ温泉「コラージュ高鷲」(たかす)の温泉に入って宿に戻りました。きれいな温泉施設でした。この温泉は、東海北陸道の高架橋の下にあります。
どこかで見たような、「そうだ!、八ッ場ダムの高架橋・・・」、民主党政権下で事業仕分けの対象になった奴やぁ〜ン。
何にでも当たり散らしたくなる、自主トレとなりました。
さらにその日の深夜、目を覚ましてしまうような雨が降り、3日の自主トレは当然、中止。