天気は最悪の雨である。昨日までの渇水が嘘のようだ。日本は、本当に温帯から亜熱帯になてしまったようだ。局地的な大雨が短時間に降る。そして雷だ。
長良川は増水して竿は出せない。それでも、国土交通省の河川情報にて、高原川の下流域の水位は上がっているが上流域の水位はあがっていなので、高原川の上流部には濁りは入らないだろうとのこと。濁りは支流から入るものとのこと。
東海北陸道を北上して、飛騨清美にて高速道路を降り、卯の花街道を抜けていくと途中に道の駅がある。
その道の駅で鮎の塩焼きの準備をしている人が、2人連れの釣り人と高原川の話をしている。彼らの予想も、師匠・Iさんの予想が同じであったから、恐れ入谷の鬼子母神。
ところがどっこい、そうは問屋が卸さない。
高原川に向かう途中、スマホで高原川の河川情報をチェック。
「西里橋」地点の水位が10分ごとに1センチ上昇。さらに水位がさほどあがっていなかった上流部の「双六」地点の水位もいよいよ上昇をはじめた。西里橋と双六の間に支流がある。この支流からの濁りが本流に入り、水嵩も増しているのだろと、彼らは予測。だから、本流の上流部では釣りができると踏んでいたのである。凄まじいほどの執念である。
これが上流部の水位もあがっているとなると、これは無理だ。
現に、高原川に到着すると、増水は著しい。水も赤茶けてしまっている。
このため、奥飛騨を抜け、平湯を経由して飛騨ほうのき平スキー場に。そこの喫茶にて休憩。喫茶店の窓越しに見える高山方面には青空も垣間見えている。
スマホでさらに他の河川の情報をチェック。何と、馬瀬川・上流域の水位が安定している。
早速に、Iさんが馬瀬の友人に電話を入れ情報を入手。高原川の上流部の「赤坂橋」の堰堤の下がいいだろうとのことにて、飛騨古川を抜け、パスカル清美の方面を目指してせせらぎ街道を進む。
分水嶺を越えて高原川の源流部に到着。
上の動画が、その目的地である。誰もいない。ラッキーッ。
早速に入川。すると、間もなく、3台の車がやってきて、自分の前はギャラリーが5人。作法を間違えないように、オトリを送り出す。若干の濁りはあるが、問題はない。問題は水温である。14℃。これでは、アマゴ、岩魚の世界である。
途中、あの卯の花街道の道の駅で会ったあの二人連れの釣り人の車が通り過ぎていった。釣り好きな人は同じ思考をするのだろうかと感心した。
ここで2尾。
高原川を下ることとなり、パスカル清美を右手に見ながら南下。暫くして新しいトンネルを抜け、川がSの字になるとこで脇道に入って行くと吊り橋がある。初めての場所である。川原にはテントが2つ張ってあり、キャンプをしている。天候が悪いからといってキャップを日延べできないのが、勤め人の辛いところ。それにしても、幻想的な風景である。
ここでちょっとした淵があり、その上でオトリを送り込む。膝あたりまでの水位である。水温はあいかわずである。ここでも2尾。
17時に納竿。
釣り好きな人たちの信念に感服した釣行であった。まだ、マダッ!と、自らを鼓舞してみた盆休み。